枯山水デビュー
こんにちは、カノさんです。
いや〜いきなりですが、日本の文化っていいですよね。
食べ物や習慣、建物、考え方など日本独自なものは多くありますが、そのなかでも筆者は枯山水にはまっております。
何が良いかって?あの情調あふれる風景はみているだけで心が落ち着き、場所によっては全く異なる顔を見せてくれる。
日本独特の文化な感じがとても素晴らしいです!
そんな枯山水がお手軽に、しかもゲーム感覚楽しめる物があるのです!
それがこちら
パッケージからしてインパクトがありますね... これが普通にビックカメラのボードゲームコーナーに紛れ込んでいて、とにかく目に付きます。
どんなゲーム?
なんとこちら 第1回東京ドイツゲーム賞で大賞となったボードゲーム なのです!ボードゲーム界では、世界的に知れた有名な物だったのですね。
その名の通り枯山水を作っていくゲームなのですが、これが渋い!
とにかく渋い!!
ここまで日本の文化を堪能できるゲームは他にあるか?私は知らないです!
それくらい情調あふれる渋いゲームとなっております。
気になる中身は
さて、気になる中身ですがざっくりとご紹介
・自分の枯山水を作っていくための、庭となる土台ボード
・そしてボードゲームにしては、なかなかにページ数が多い説明書
簡単にゲーム説明すると
自分の庭に置き石を設置したり、砂紋カードを敷き詰めていき いかに美しい枯山水 を作っていくか競うゲームです。
ボードゲームなのでターン制になっており、自分のターンで2つの事を行います。
1. 山札からカードを引いて、庭(土台ボード)に砂紋を作っていく
2. 自分の庭にあるコマを操作し、置き石を設置する or 「徳」を貯める
「徳」を貯める事が重要
このゲームは「徳」という概念があり、この「徳」が貯まっていないと良い事も、悪い事もできないのです...
(悪い事というのは、他の人が引いた砂紋カードを奪ったり)
全員の庭が完成したら数多くある加点ポイントを計算していき、自分の枯山水に点数が付きます。その点数で順位が決まっていく仕組みです。
実際にやってみた
とりあえず友達を呼ぶ
かの「枯山水やろうぜ!」
友A 「枯山水やる?意味わからんが OK . すぐ行く!」
相変わらずノリがいい友達....
2人でルールを確認し、とりあえずやってみることに
できあがった庭がこちら
カノさんの庭
友A の庭
不思議な雰囲気になるゲーム
なんだ?このボードゲームは....
ボードゲームをやっていて、ここまで不思議な気持ちになったボードゲームはいままで出会った事がなかった
プレイ中の会話が
・ ぉ!そっちの庭、いい感じになってきたね!!
・ あ〜この苔の配置、なかなか決まってるね
・ その石の配置、綺麗だね!!
・ この砂紋綺麗だわ〜
・ 石の斜め置きを狙ってるの!?すごい
などなど
おわかりいただけるだろうか....
普通ボードゲームをやると、熱くなって他のプレイヤーを牽制しあったりするが、この枯山水はどうだろうか?
お互いの庭を褒めたり、砂紋や石の配置に感心したりと、負の要素が出てこなかった。
枯山水の日本独自の感性が、ゲームを通してここまで体感できるものなのか....
もはや競い合っている感じはなく、本当に日本文化を堪能している感覚になれる不思議なゲームであった。
是非皆さんも、機会があれば体験してみてください。
筆者オススメのゲームです。
※ 今は2人で遊んだ感想ですが、4人でやったときのレビューなんかも時間があれば載せていこうと思います!!